こんにちは、
あなたの毎日を照らすスポットライトの天道です。
あなたは油をとっていますか。
「え、油なんてとると太っちゃう〜。」と思ってる方もいるかもしれません。
一昔前なら、油=脂肪になる、という認識でしたが、今は違います。
今は良質な油を、積極的に適量とっていくことで健康になっていきます。
今回は良質な油について、知っておくと健康になるお話をします。
油の種類についての話です
![](http://tendonomise.info/wp-content/uploads/2020/08/1135402_s.jpg)
人間が生きていくのに必要な栄養素は、
炭水化物、たんぱく質、油(脂肪)です。
油(脂肪)は、人間の活動するエネルギーとして欠かせないものの
ひとつです。
そして、
油は、身体を形作っていくことに使われています。
脳だったり細胞膜や胆汁、皮膚に潤いを与えたりします。
脂肪酸は2種類です
油の主な成分は「脂肪酸」といいます。
脂肪酸は大きく分けると2種類に分かれます。
「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」です。
飽和脂肪酸
室温では固体の状態です。溶け出す温度が高いです。
体内で合成出来る脂肪酸です。
肉や乳製品に多く含まれている酸化しにくい油です。身体にとって重要な
エネルギーになります。不足しても摂りすぎてもリスクがあります。
飽和脂肪酸は3種類に分けられます。
- 短鎖脂肪酸
酢、バターなどの食品からも摂取出来ますが、主に腸内発酵で体内で
生成される脂肪酸です。脂肪の合成やミネラルの吸収などに使われて
います。 - 中鎖脂肪酸
ココナッツオイルなどから摂取出来ます。長鎖に比べ消化吸収が早い
です。すぐにエネルギーとして使われますので、身体には蓄積されに
くいです。 - 長鎖脂肪酸
ラード、牛脂などから摂取出来ます。ゆっくりと吸収されていき肝臓
や筋肉などの組織に運ばれたのちに、余分なものは体脂肪として蓄積
されていきます。
不飽和脂肪酸
室温(10〜20℃)で液体の状態です。
人間の身体の細胞膜の成分のひとつです。
種類は2種類に分けられます。
- 一価不飽和脂肪酸(オメガ9系)
オレイン酸です。オメガ9系脂肪酸と言われています。体内で合成出来ます。
動物性脂肪や植物油に多く含まれています。 善玉コレステロールを下げずに、悪玉コレステロールを下げる効果があり、
動脈硬化や高血圧の予防に効果があるそうです。後、腸の働きを活性化し、
便秘予防にも効果があります。 油の種類は、オリーブオイル(オリーブオイルについてのお話はコチラです)、
アボカドオイルなどの植物油です。 - 多価不飽和脂肪酸(オメガ3系、オメガ6系)
多価不飽和脂肪酸は、オメガ3系とオメガ6系の2種類に分けられます。
オメガ3系はα-リノレン酸と青魚に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)
とDHA(ドコサヘキサエン酸)です。 生活習慣病の予防の効果(血中の中性脂肪を減らす、血栓を防ぐ、不整脈の
発生を防止など)があります。 オメガ6系はリノール酸です。コレステロールを下げる効果がありますが、
善玉も悪玉も両方下げてしまうので、摂りすぎに注意です。 油の種類は、オメガ3系はエゴマ油やアマニ油、オメガ6系はべに花油や
ごま油です。 多価不飽和脂肪酸は、体内で合成出来ないため、食物から摂ることが必要な
「必須脂肪酸」と言われています。 一価不飽和脂肪酸は酸化しにくく長期保存や加熱調理に向いています。 多価不飽和脂肪酸でも、オメガ6系のリノール酸は加熱調理出来ますが、
オメガ3系のα-リノレン酸は加熱に弱く酸化しやすいので、 エゴマ油やアマニ油を食べるときは、そのまま掛けたりすることを
オススメします。
オススメの油の話をします
![](http://tendonomise.info/wp-content/uploads/2020/08/9c91c347e046d88d59d19b076264d75f.jpg)
それはココナッツから中鎖脂肪酸の成分のみを取り出した
「MCTオイル」です!
中鎖脂肪酸は、肝臓で直接取り込まれるので吸収が早く、素早くエネルギーに
変わります。そのために体脂肪として蓄積されにくいです。
そして、MCTオイルは筋肉の細胞内のミトコンドリアを増やす働きがあります。
ミトコンドリアとは細胞の中にあるエネルギー生産工場です。
ミトコンドリアが増えるということは、体内のエネルギーが増えるということ
です。
エネルギーが増えると元気になります。
そして、
エネルギーが増えるのは、体内にあるエネルギーのもとをどんどん燃焼させて
増やしているのです。
体内のエネルギーのもととは、ブドウ糖やたんぱく質、脂肪です。
MCTオイルを毎日適量、継続的に摂取することで、ミトコンドリアは効率
よく脂肪を燃焼してエネルギーとして変えていくようになります。
MCTオイルはダイエットにも使えます
![](http://tendonomise.info/wp-content/uploads/2020/04/PAKU6350-scaled.jpg)
MCTオイルは中鎖脂肪酸なので、体内に取り込んでもすぐエネルギーに変わり
ます。脂肪として蓄積されにくいです
そして、体内の体脂肪を燃焼させて「ケトン体」に効率よく分解します。
このケトン体は、ブドウ糖の代わりに「脳」のエネルギーになります。
人間の脳は通常、ブドウ糖をエネルギーにしています。ブドウ糖が枯渇する
と低血糖状態になります。
低血糖状態になると最悪、昏睡状態に陥ります。
MCTオイルは毎日適量摂取することで、体脂肪をケトン体にして、脳の
エネルギーにすることが出来ます。
MCTオイルをダイエットに使用するときは、ごはんなどの糖質(炭水化物)
を減らして、一日の総摂取カロリーを減らしていきます。
しかし、
ここで気をつけてほしいことがあります。
MCTオイルはスプーン一杯で約100kcalありますので、摂りすぎに注意して
ください。
後、慣れていないと消化器官に負担がかかるので、下痢をすることがあり
ます。まずは少量から慣れていくことをオススメします。
まとめです
- ・脂肪酸は2種類あります。「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」です。
- ・飽和脂肪酸は3種類に分けられます。
「短鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「長鎖脂肪酸」です。 - ・不飽和脂肪酸は2種類に分けられます。
「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」です。 - ・多価不飽和脂肪酸は体内で生成出来ない、必須脂肪酸です。
- ・中鎖脂肪酸のMCTオイルは、ミトコンドリアを増やす働きがあります。
- ・ミトコンドリアは細胞内にあるエネルギー生産工場です。
- ・ミトコンドリアが増えるということは元気になります。
- ・MCTオイルを毎日適量摂取することで、ダイエットも期待出来ます。
以上です。
MCTオイルを毎日適量に摂取して健康になっていきましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
あなたの明日を照らす天道でした。
弥栄!!
参考にしたページ:
MELOS:「筋トレやランニングに「MCTオイル」(中鎖脂肪酸)はどんな効果
や働きがあるのか?業界大手の日清オイリオグループを取材した」
https://melos.media/wellness/47411/
eo健康:「カラダにいい油って?正しい油の選び方」
https://eonet.jp/health/healthcare/health91.html
クラシル:「油の種類|原材料の違いやそれぞれの特徴は?」
https://www.kurashiru.com/articles/ea50dff6-b5f3-4a2b-b208-a715d8d6b08e
仙台勝山館ココイル:
「疑問にお答え!MCTオイルとココナッツオイルの違いって?」
「体脂肪がどんどん落ちる!?MCTオイルを使ったダイエットのメカニズム」
https://www.shozankan-shop.com/topics_detail.html?info_id=17
キナリノ:
「みんなの健康をサポートする「MCTオイル」の魅力をご紹介します♪」
byBirth:「痩せる?MCTオイルダイエットに挑戦」
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