今日は健康に大切な目を洗うことについてお知らせします。
こんにちは、健康に生きたい50代、天道です。
春が近づいてくると、目が痒くなる人は多いと思います。
そんなときは、目を取り出して洗いたいですよね。
目を洗うにはどうしたらいいのでしょうか。
目を洗ってはいけません
健康のためには目を水道水では洗ってはいけません。
その理由は、
目を保護する成分が洗い流される
目の表面には油分で涙や水分の蒸発を防ぐ油層、アミノ酸などを含み栄養を与える水層、
粘液状のムチン層と3つの構造により角膜を守っています。
目を洗う行為はこれらを洗い流す恐れがあり、洗浄しすぎれば免疫機能の低下を招きます。
洗眼カップも気をつけよう
アイボンに代表される洗眼カップも気をつけましょう。
細菌や、アレルギーの元となる物質が付着する
目を洗う成分を考えないと、細菌や刺激成分が目に付着する恐れがあります。
これにより目の感染症を引き起こしたり、アレルギー症状が出たりすることもあります。
まつ毛に付いた汚れを目の中に入れてしまう
まつげは目を保護する働きがありますが、洗眼カップで目の洗浄でした際に
汚れが洗い流され逆に目に入る可能性があります。
やむをえない事情で目を洗う場合には
目にゴミやまつげ、シャンプーなどが入った場合は、人工涙液の点眼薬を
使用しましょう。余裕がない時は、水道水で洗い流すのもOKです。
※人工涙液:点眼型洗眼薬「ウェルウォッシュアイ」
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/products/otc/well_wash_eye.jsp
目を守るには涙が大切
目には自浄能力が備わっています。目に何か入ると涙が出るのは、そのための反応です。
目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって
涙が均等に行きわたらなくなることをドライアイといいます。
ドライアイを防ぐには目から涙が蒸発するのを防がないといけません。
目から涙が蒸発するのを防ぐ油を分泌しているのが、まぶたの中にあるマイボーム腺です。
マイボーム腺がなんらかの原因で詰まってしまうと、ドライアイを引き起こしてしまいます。
では、マイボーム腺を詰まるのを防ぐにはどうすれば良いでしょうか。
マイボーム腺のケアは2種類
まつげを洗う
洗顔するときに、まつげを意識して指の腹でやさしくなでるように洗いましょう。
リッドハイジーン(眼瞼清拭)といいます。
石鹸を使わなくても、ぬるま湯で洗うだけでも効果は期待出来ます。
朝晩2回、習慣として行いましょう。
動画で詳しく解説されていますので御覧ください。
※まぶたの皮膚は薄いのでゴシゴシこするのは禁物です。
まぶたを温める
眼の周辺を温めることで、マイボーム腺のつまりを緩和、まぶたの血流を改善する
方法です。温罨法といいます。
動画で詳しく解説されていますので御覧ください。
※アレルギー性結膜炎など炎症のある方は、温罨法により充血やかゆみが
強くなる可能性があるので、お医者さんと相談して行ってください。
まとめ
- 目を水道水で洗ってはいけません。(やむを得ない場合を除く)
- 目に大切な涙の量が不足しないように(ドライアイにならないように)する。
- ドライアイを防ぐにはマイボーム腺が詰まらないようにする。
- マイボーム腺のケアは「まつげを洗う」「まぶたを温める」と2種類ある。
- まつげを洗うときは、まつげを意識して指の腹でやさしくなでるように洗おう。
しっかりまつげを洗って、ドライアイを防ぎましょう!
健康に生きたい50代、天道でした。
弥栄!!
参考資料:
https://wotopi.jp/archives/73659
https://www.alpina-water.co.jp/blog/mineralwater/1688.html
https://minori-ganka.jp/column/%E6%B4%97%E7%9C%BC%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1
https://www.kawamotoganka.com/tayori/986/
http://www.saijo-c-hospital.jp/konnichiwa/2017/4949
https://www.lime.jp/public/mgd.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%85%BA
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