こんにちは、
あなたの毎日を照らすスポットライトの天道です。
あなたは疲れていませんか?
よく寝たつもりでも何故か朝起きたら疲れている…
なんてことないですか?
物忘れが酷くなったり、集中出来なくなっていませんか?
それはもしかすると上咽頭炎かもしれません。
上咽頭炎は慢性になると様々な症状を引き起こすと言われています。
今回の話を読んで頂ければ、上咽頭炎の症状を改善する方法が
バッチリわかりますよ。
上咽頭はどこにあるのか
上咽頭はどこにあるかというと鼻の穴の奥(鼻腔奥)と、
のどちんこ(口蓋垂)の少し奥の壁の中間あたりにあります。
※赤い箇所が上咽頭です。
上咽頭は鼻呼吸をした際の空気の通り道になっています。
しかし、
上咽頭は単なる鼻から肺へ向かう空気の通り道ではありません。
鼻腔や気管(喉頭から肺まで続く空気の通り道のこと)と同じように、
表面を繊毛上皮という異物を排出する機能がある細胞があります。
そして、
上咽頭の繊毛上皮細胞の間には、多数のリンパ球が入り込んでいて、
上咽頭そのものが免疫器官の役割をしています。
上咽頭は免疫器官
上咽頭を綿棒でこすると多数のリンパ球が採取されます。
そのリンパ球を調べてみると、活性化していることがわかりました。
活性化とはいつでも細菌やウィルスと戦う準備が整っているということです。
しっかり鼻呼吸出来ている人は呼吸の際、細菌やウィルスが侵入感染したと
しても、上咽頭が免疫器官として対処することで、健康を維持出来る訳です。
風邪がなぜ「万病の元」と言われるのか
上咽頭に細菌やウィルスが激しく感染した状態(病的炎症)になると、
のどの痛みや痰などの自覚症状が出ます。
これを急性上咽頭炎といいます。
いわゆる「風邪」を引いた状態になります。
病的炎症が急性ほど激しくない軽度から中程度で持続している場合は、
慢性上咽頭炎になっています。
「長引く風邪」と言われることも多いです。
上咽頭でリンパ球が活性化すると、活性化したリンパ球が作り出した炎症物質が、
血流に乗って全身を駆け巡り、内臓や関節や皮膚などに炎症を引き起こす場合が
あります。
また、
上咽頭は自律神経を司っている視床下部の近くにあるため炎症が発生すると、
自律神経の調節に異常を発生させる場合があります。
これが「風邪は万病の元」と言われる元になっていると考えられます。
鼻うがいで上咽頭を洗浄しよう
上咽頭は健康な人でも軽い炎症状態になっています。
この上咽頭を毎日洗浄することで、炎症を抑えたり改善が期待出来ます。
おすすめは「鼻うがい」です。
天道の過去の記事が参考になります。是非、ご一読ください。
天道は鼻うがいを始めてから約2年経ちますが、
始めてからは風邪を引いても軽い状態ですぐ治っています。
また、
仕事柄多くの人達を接するのですが、インフルエンザや他のウィルスで、
熱などの症状が出たことは、この2年間1度もありませんでした。
鼻うがいを始めて毎日続けることで、健康に生きています。
まとめです
- ·上咽頭は鼻腔奥と中咽頭の間にあり、鼻呼吸の際の空気の通り道です。
- ·上咽頭は免疫器官の役割があります。
- ·上咽頭炎で、身体のあらゆる場所で異常が発生することがあります。
- ·上咽頭炎は自律神経の調整の異常の原因の一つでもあります。
- ·上咽頭を洗浄する「鼻うがい」で炎症の改善が期待出来ます。
以上です。
風邪は万病の元です。
鼻うがいを習慣化して、慢性的な上咽頭の炎症からサヨナラしましょう。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
弥栄!
参考にした記事です。
日本病巣疾患研究会「慢性上咽頭炎」
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